栃木県の取り組み

知事と「とちぎ女性活躍応援団」企業の意見交換会を開催しました

知事と「とちぎ女性活躍応援団」企業の意見交換会

 県では、「とちぎ女性活躍応援団」を推進母体として、女性活躍推進の機運醸成を図ってきたところです。

 この度、我が国では初となるG7男女共同参画・女性活躍担当大臣会合が日光市で開催されたことにより高まった機運を好機に女性活躍推進の加速化を図るため、令和5年9月4日に知事と「とちぎ女性活躍応援団」企業の代表者等による意見交換会を開催しました。

 応援団登録企業のうち、女性の活躍推進及び働き方の見直し等に関する優れた取組を行っている「男女生き活き企業」表彰企業12社の代表者等にお集まりいただき、各社の取組の発表及びその取組を踏まえた意見交換を実施しました。

 

   とちぎ女性活躍応援団代表 福田知事の開会あいさつ

 

意見交換会資料

1.次第

2.出席者名簿

3.会議資料 

資料1 「男女生き活き企業」表彰企業の取組

資料2 男女共同参画社会に関する地域企業の取組状況についての調査結果((株)あしぎん総合研究所HP)

 

意見交換

 資料1「男女生き活き企業」表彰企業の取組に基づき、各社の取組を発表いただいた後、「働き方改革」「女性活躍」「男性育休」の3つのテーマについて、意見交換を行いました。

 また、各テーマの意見交換後、アドバイザーである株式会社あしぎん総合研究所 野内 主任研究員から各社の意見等を踏まえてのコメントがありました。

 

テーマ①   :働き方改革

意見交換企業 :株式会社スキット 小林 様

        東京オート株式会社 中村 様

        関綜エンジニアリング株式会社 高橋  様

        三信電工株式会社 名村 様

意見交換の内容:意見交換要旨

野内主任研究員

コメント要旨 :・男女間の賃金格差が生じる主な理由として、「平均勤続年数の違い」、「就いている職位の違い」、

       「職種等の違い」の3つある。

        ・入社時の男女の賃金は同じだが、その後の配属などに違いがあることから格差がついてくる。男女の

        職種等の違いが、この先の職位、勤続年数の違いにつながってくる。男女間賃金格差の解消を目標に女

        性活躍推進に取り組んでいただければと思う。

        ・だれもが働きやすい職場を作るためには、まず長時間労働の是正が必要である。業務に集中すること

        で生産性を高め、従業員の定着率向上、人材確保にもつながるといわれている勤務間インターバル制度

        の導入が有効とされている。是非、次の取組として考えてほしい。

 

      株式会社スキット 小林 様                  東京オート株式会社 中村 様              

      関綜エンジニアリング 高橋 様                三信電工株式会社 名村 様

   株式会社あしぎん総合研究所 野内 主任研究員    

 

テーマ②   :女性活躍

意見交換企業 :ジョイコム株式会社 江川 様

        社会福祉法人美明会 亀田 様

        中村土建株式会社 渡邊 様

        第一生命保険株式会社栃木支社 箭内 様

        栃木トヨタ自動車株式会社 新井 様

意見交換の内容:意見交換要旨

野内主任研究員

コメント要旨 :・女性活躍には、育児休業や時短制度など仕事と家庭の両立支援、女性の昇格・昇進の道筋を作ることの

        両方が必要である。

        ・結婚・出産のライフイベントを迎える前にチャレンジングな業務を経験させ、仕事のやりがいを感じさ

        せることで、仕事と家庭の両立を主体的に行い、管理職にも手を挙げるような、自らキャリアを開いてい

        く女性を育てることができると言われている。

        ・時間ではなく成果で評価する評価制度の導入も検討してほしい。働く時間での評価は、長時間働いてい

        る人が頑張っているように見えることから、育児などで時短する人が評価されにくい。それが女性の諦め

        にもつながり、女性の昇格率を下げる要因にもなっている。生産性の向上にもつながることから時間では

        なく、成果で評価する評価制度の導入を検討いただきたい。

 

          ジョイコム株式会社 江川 様               社会福祉法人美明会 亀田 様 

      中村土建株式会社 渡邊 様              第一生命保険株式会社栃木支社 箭内 様

    栃木トヨタ自動車株式会社 新井 様

 

 

テーマ③   :男性育休

意見交換企業 :シーデーピージャパン株式会社 田村 様

        ケーブルテレビ株式会社 髙田 様

        グランディハウス株式会社 林 様

意見交換の内容:意見交換要旨

野内主任研究員

コメント要旨 :・男性育休が必要な理由として、働き手の離職防止及び少子化対策があげられる。未だに3割の女性が第

        1子出産後に会社を辞めており、企業にとっても損失は大きい。

        ・夫の家事育児時間が長い家庭ほど、妻が継続就業している割合、第2子以降の出産する割合が高い。妻

        のワンオペ育児の解消が離職防止及び少子化対策につながると言える。

        ・男性育休の取得率を上げるには、企業のトップのコミットメントが必要である。まずは力強く宣言いた

        だきたい。

        ・これからの職場は従業員が減るだけでなく、育児・介護等の制約を抱えた社員が増えるため、お互い様

        と言える職場をつくらなくては悪循環に陥ってしまう。持続可能な会社にしていくために、男性育休、女

        性活躍推進を入り口とした働き方改革を進めていただければと思う。

 

     シーデーピージャパン株式会社 田村 様         ケーブルテレビ株式会社 髙田 様

     グランディハウス株式会社 林 様 

 

 そのほか自由意見として、三信電工株式会社名村様から

 素晴らしい取組をしている企業が県内には多い。参加者の皆様には、是非とちぎ女性活躍応援団や男女生き活き企業があるということを県内の皆さんに伝えていただきたい。また、影響力のある親世代の方々にも栃木県に素晴らしい企業があるということを広めていただきたいと思う。そのことが、人材の県外流出を防ぐことにもつながると思う。

との御意見をいただきました。

 

 最後に、応援団代表である知事から

・企業における女性活躍推進の取組について企業トップの皆様から直接話を伺うことができ、県内の企業で女性の活躍が進んでいることを確認し、大変心強く感じた。

・今後もトップの皆様が先頭に立ち、企業内の女性活躍に向けて積極的に取り組んでいただくとともに、それぞれの業界における牽引役として、女性活躍推進の取組が業界全体に広がっていくよう、働きかけをお願いしたい。

・県としても、各企業における先進的な取組を県内に広めていくとともに、「とちぎ女性活躍応援団」や「男女生き活き企業」の皆様と連携しながら、男女が共に輝く“とちぎ”の実現に向けて、オール栃木体制での取組をさらに加速して参るので、引き続き皆様の御理解と御協力をお願いしたい。

との挨拶があり、意見交換会は閉会となりました。