とちぎ女性活躍応援団トップリレーメッセージ 【栃木県商工会議所連合会】
とちぎ女性活躍応援団は、「女性がいきいきと活躍できる“とちぎ”」を実現するため、平成28年9月に設立しました。
令和6(2024)年3月現在で1,400を超える企業・団体等に登録いただき、女性活躍の機運が高まっているところです。
このたび、さらなる女性活躍推進の加速化を図るため、応援団運営団体である26団体のトップがそれぞれの思いをメッセージとして発信します。
一般社団法人栃木県商工会議所連合会
少子高齢化や人口減少等の構造的な問題が顕在化する中で、女性の活躍
こそがわが国の経済社会の発展・成長の原動力であると確信しております。
商工会議所の創設者である渋沢栄一翁は、当時から女性の力の重要性を
認識し、女子教育にも力を注がれ、今の女性活躍の礎を築いてこられました。
県内でも商工会議所に女性会が設置されており、女性ならではの柔軟な
発想と実行力で、各種事業等を通じて地域経済社会の発展に貢献していた
だいております。
また、全国組織である「全国商工会議所女性会連合会」は、約2万1千人
の会員を有する日本最大級の女性経営者団体となっており、このネットワーク
を活かしながら、女性起業家に対する顕彰や支援等実効性の高い事業を展開
しております。
当連合会といたしましても、多方面において女性が活躍できるような環境
整備や事業等を積極的に支援して参ります。
【運営団体】 一般社団法人栃木県商工会議所連合会 会長 藤井 昌一
団体の紹介
商工会議所は、商工業者の声を国の政策に反映させることを目的として、明治11年に
「東京商法会議所」が設立(初代会頭 渋沢栄一)されたことに端を発します。
その後、全国組織である日本商工会議所をはじめ、全国各地に現在515の商工会議所が
設立されております。
栃木県においては、栃木・宇都宮・足利・鹿沼・小山・日光・大田原・佐野・真岡の9つの
商工会議所が地域の総合コーディネーターとして、経営や金融相談をはじめ、観光振興や
まちづくりなど多岐にわたる事業を展開しており、会員数は約25,000事業所となっております。
団体の女性活躍における取組
1 県内商工会議所女性会の主な取組
・SDGsの一環として生理の貧困に対する募金活動。
・世界のこどもたちへワクチンを提供するためのペットボトルキャップ収集、寄付。
・医療機関等に対する車いすの寄贈。
・各地会議所や自治体が主催するお祭りや地域振興事業におけるおもてなし活動の実施。
・少子化対策の一環としての婚活パーティの開催。
・事業収益の一部を子ども食堂の運営機関へ寄付。
・花いっぱい運動を推進し、観光客や地元住民へのやすらぎを提供。
・県内女性会広域連携によるセミナーの開催。(活躍する女性による講演)
2 全国商工会議所女性会連合会の主な取組
(1) 女性起業家に対する顕彰事業
・女性起業家大賞
創業期(創業から10年未満)の女性経営者で、日々、経営革新・創意工夫に果敢に取り組み、
他の女性経営者の範となる企業経営・事業展開・事業発展等に実績を挙げている方を表彰する。
・エクセレント賞
過去に女性起業家大賞を受賞後、20年間事業を成長させ、現在にも活躍されている方を表彰する。
(2) 地球温暖化問題への対応
・小学生(環境・エネルギー問題)作文・絵画コンクール支援
小学生に環境問題について考える機会を提供し、家族ひいては広く国民全体が「環境・エネルギー
問題に対する認識を深めるため顕彰事業を実施。